2017年度にデビューした旧型フォレスターは、新型フォレスターと同じように人気車種ではありましたが、改善してほしい点や課題も多い車でした。もちろん安全性能や走行性能は、当時にしては評価は高い方ではありましたが、辛口な意見も多かったのが事実です。
 
一体、2017年にデビューした旧型フォレスターは、ユーザーからどんな評価や辛口な意見があったのでしょうか?今回はそんな2017年にデビューした旧型フォレスターの評価、また辛口な意見も詳しくご紹介していきます。
 
過去の車種ではありますが、これを見れば現行のフォレスターとどんな所が変化したかが分かりますよ。
 

■2017年発売の旧型フォレスターはどんな車?

引用元:https://car-topic.com/forester2017

ではまず、旧型フォレスターの基本情報を一部ご紹介します。

・2017年 旧型フォレスターの基本情報

引用元:https://car-topic.com/forester2017

  • 車体サイズ・・・全長4610mm×全幅1795mm×全高1715mm
  • 排気量・・・2.0L
  • グレード・・・9種類
  • 価格・・・241.9~312.9万円
  • 燃費・・・13.2km/L・13.4km/L・16.0km/L(グレードによる)
  • 駆動方式・・・4WD
  • ミッション・・・CVTまたはMT
  • 定員人数・・・5人

・2017年 旧型フォレスターの特徴は?

引用元:https://autoc-one.jp/catalog/subaru/forester/grade/#mc9863

まず、現行フォレスターには一部グレードで搭載されている、「e-BOXER」の採用はなく、全てガソリン車仕様となります。また、現行フォレスターのグレードのバリエーションはたった4種類のみですが、旧型フォレスターには9種類程のグレード展開がなされています。
 
このフォレスターのモデルから「X-MODE」が搭載され、スタックしやすい場所などでも走破性を発揮してくれる機能が付きました。
 
そして何より低重心の水平対向エンジンで、キビキビと走るレスポンスの良さも特徴です。より「SUVらしさ」と、スバル独自の「スポーツカーらしさ」を上手く両立させた車種になっています。

・2017年 旧型フォレスターと、2018年 新型フォレスターの違いは?

引用元:https://www.subaru.jp/forester/forester/

2017年に発売された旧型フォレスターから、より一層走行性能が進化したことが分かります。そしてその旧型フォレスターの良い所や特徴をより生かされて登場したのが2018年にデビューされた新型フォレスターです。
 
旧型フォレスターとの主な違いは下記の通りです。
 

  • エクステリアのデザインが大幅に変更された
  • 車体サイズが旧型フォレスターよりも若干大きくなった
  • アイサイトは全グレードに標準搭載
  • スバルのハイブリッド車仕様「e-BOXER」搭載グレードが用意された
  • ガソリン車仕様の排気量は2.5Lで、ハイブリッド車仕様の排気量は2.0Lとなった
  • 旧型フォレスターに用意されていたMT車仕様は無し
  • 全体的に燃費の改善がなされている
  • 歩行者保護エアバッグ搭載など、より安全性能に磨きがかかった 他

 
他にも、細かな部分で変更点は沢山ありますが、分かりやすいものはご紹介した8点となります。2018年の新型フォレスターでは、スバル車の課題でもある「燃費」が更に改善されたことが分かりました。
 
より運転しやすく、快適に過ごしやすく、さらに安全に運転ができるようになったのが、新型フォレスターなのかもしれません。

■2017年 旧型フォレスターの評価について

引用元:http://kakaku.com/item/K0000438291/images/page=ka_4/

新型フォレスターとの違いも少し分かったところで、実際に旧型フォレスターの評価はどうなっているのでしょうか?
 
実際に旧型フォレスターに乗っているユーザーの評価をご紹介していきます。良い評価も辛口な評価もご紹介していくので、ぜひ参考にしていってください。

・2017年 旧型フォレスターの良い評価

引用元:https://www.photo-ac.com/

  • 視界がとてもよく、運転しやすい。死角が少なく他車SUVと比較してもダントツ見やすいです。
  • 長距離運転でも視界の良さやシートの安定性のおかげか疲れにくい。
  • 後部座席を倒せば、自転車2台は積めます。積載性が特に素晴らしい。
  • アイサイトの機能は他社の安全性能と違い出来が良いです。安心感があります。
  • ノーマル状態でもしっかり完成された車なので、いじる必要がなくお金が掛からない。
  • 車高が高いのでオイル交換やフィルター交換の際のジャッキアップが必要ありません。個人的にメンテナンスする際はとても楽です。

 
この他にも、とても高評価な意見がありました。特に視界の良さ、運転のしやすさやアイサイトの機能はかなり満足度が高いようです。
 
また、積載性にも優れているからとにかく便利、といった声も多かったです。旧型フォレスターでも、実用性もしっかり備わっているのがよく分かります。

・2017年 旧型フォレスターの悪い評価

引用元:https://www.photo-ac.com/

  • 一度車が動いてしまえば特に違和感はないが、出だしのモッサリした感じは気になる。
  • 燃費が思った以上に悪かった。街乗りだと約6~8km/L程度で10km/Lにも届きません。
  • 豪華にしてほしいとは言わないが、内装のチープさが目立つのでもう少しどうにかカバーしてほしかった。
  • 停車直前にCVTの変速の関係のせいか、前後の揺れが気になる。
  • 純正のバックカメラの画質が良くないので、購入検討されている方は夜間の画質確認することをオススメします。
  • ブレーキの初期制動が弱く、少し不安になる。ハンドリングも思ったより軽くて運転には気を遣う。

 
この他にも、辛口な意見は多数ありましたが、調べていくとフォレスターに限らずスバル車ユーザーが最も懸念するのは、やはり「燃費」だということが分かりました。
 
スバル車に燃費性能を求めるのは違う、という意見もあったので、ご自身が何を重視してフォレスターに乗るかを考える必要があるのかもしれませんね。またスバル車はコアなユーザーが多いのも特徴で、辛口な評価で多かったのは「走行性能」についてでした。
 
走りの楽しさを重視しているスバル車には、ユーザーもやはりトルクや馬力、ハンドリングなどを詳しく評価している方が多かったです。辛口な評価をしている方も、結局のところ全体的に満足している、という方も沢山いたので、ぜひ良い評価も悪い評価も参考にしてみてください。

■2017年 旧型フォレスターの評価についてのまとめ

引用元:http://kakaku.com/item/K0000438291/catalog/GradeID=35013/

いかがでしたか?今回は2017年に発売された旧型フォレスターを中心にご紹介させて頂きました。旧型フォレスターもとても人気で総合的にはとても評価の高い車種だったということが分かりました。
 
中には辛口な評価も多数ありましたが、2018年 新型フォレスターはそんな懸念事項が多数改善されたことにより、更に人気の車種として名乗りを上げています。
 
また、今後にも期待できる車種だと思います。ぜひ、旧型フォレスターと新型フォレスターの違いを知ったうえで、フォレスターのご購入検討をされてみてはいかがでしょうか?