新型フォレスターを購入する際は、少しでもお得に、メリットがある購入をしたいものですよね。
 
購入した後も維持費がかかり、またフォレスターは他のSUVと比較しても、今のところあまり燃費性能が優れていないのが現状です。
 
そこで気になるのはフォレスターの「エコカー減税」です。
 
維持していくうえで、自動車税やエコカー減税がどの程度なのかも知っておく必要があると思います。燃費性能はあまり優れていないけど、フォレスターはエコカー減税の対象なのか気になりますよね。
 
また、毎年かかる「自動車税」も忘れてはなりません。
 
今回は、そんなフォレスターの自動車税の金額と、エコカー減税についてのご紹介をしていきます。
 

■フォレスターの自動車税について

引用元:https://www.subaru.jp/forester/forester/

フォレスターは現在、2.0L(2000cc)2.5L(2500cc)の排気量で展開されています。それぞれの排気量でどのくらい自動車税が異なるのかを見てみましょう。

・フォレスターの自動車税の金額

引用元:https://www.photo-ac.com/

2.0L(2000cc)クラスのフォレスターの自動車税は¥39,500.-で、2.5L(2500cc)クラスの自動車税は¥45,000.-となります。
 
2.0Lと2.5Lだと、年間で¥5,500.-の価格差がありますね。
 
これを高いと見るか安いと見るかは人それぞれかもしれませんが、2.0Lのフォレスターは、「e-BOXER」といったいわゆる「ハイブリッド車」を採用している為、車体価格が高めです。
 
2.0Lと2.5Lのフォレスターのどちらがお得なのか?という答えには、「どちらともいえない」といった回答になりそうです。自動車税は残念ながら、節約したり、支払う金額を減額することは不可能です。
 
もしフォレスターに乗るなら、ガソリン代や保険などの他の部分で節約する方法を探しましょう。
 
自動車税については、一年に一度の納付ではありますが、まとまった金額を一度に納めることになりますので、ぜひ納付はお忘れのない様ご注意くださいね

・2019年下半期以降に購入なら自動車税が減税になる?

2019年度に増税が予定されていますが、その関係で2019年の秋頃に車を購入されると、場合によっては自動車税の納付金額が減る可能性があります。
 
しかし、まだ確定はしておりませんが1500cc~2000cc以下の自動車は数千円程度、自動車税が若干減るかもしれません。もし確定すればフォレスターの2.0Lグレードは減税対象になります。
 
ですが総合的に税金は上がってしまうので、自動車税が「安い」と感じることは出来ないかもしれませんので、期待はあまり出来ませんね。

■フォレスターのエコカー減税について

引用元:https://www.photo-ac.com/

フォレスターの自動車税の金額が分かりましたが、続いて良く耳にする「エコカー減税」というものがありますよね。エコカー減税はフォレスターも対象車なのでしょうか?
 
また、エコカー減税によってどれだけ費用が抑えられるのかも見ていきましょう。

・フォレスターのエコカー減税対象車は1グレードのみ!

引用元:https://www.subaru.jp/forester/forester/grade/grade.html#grade4

  • Touring・・・自動車取得税、自動車重量税 対象外
  • X-BREAK・・・自動車取得税、自動車重量税 対象外
  • Premium・・・自動車取得税、自動車重量税 対象外
  • Advance・・・自動車取得税40%、自動車重量税50% 減税
  • Advance(オプション装着車)・・・自動車取得税60%、自動車重量税75% 減税

 
なんと、フォレスターのエコカー減税対象車は「Advance」グレードのみなのです。
 
Advanceでメーカーオプション装着車(パワーリヤゲート、大型サンルーフ装着車)については車両重量が通常よりも重くなるため、通常よりも軽減率が高くなります。
 
しかし、「e-BOXER」搭載のAdvanceグレードであるものの、他のグレードのガソリン車仕様とあまり車体価格の差がない為、「ハイブリッド車は高い」というイメージがフォレスターではあまり見受けられないのが嬉しい点ですよね。
 
エコカー減税は残念ながらあまり恩恵を受けることが出来ませんが、その分グレードに価格差が極端にないフォレスターは、どのグレードも購入検討の視野に入れやすいのです。

・Advanceグレードのエコカー減税の金額は?

Advanceグレードのエコカー減税によって、どのくらい優遇されるのか気になりますよね。具体的な金額をご紹介します。
 

  • エコカー減税¥46,000.-減税(内訳:取得税¥31,000.-+重量税¥15,000.-)+自動車グリーン税制¥19,500.-減税=減税総額¥65,500.-

 
上記はAdvanceの通常グレードの減税額になります。また、Advanceのメーカーオプション装着車だと、減税額が下記の通りになります。
 

  • エコカー減税¥70,600.-減税(内訳:取得税¥48,100.-+重量税¥22,500.-)+自動車グリーン税制¥19,500.-減税=減税総額¥90,100.-

 
メーカオプション装着車だと、約¥30,000.-ほど減税額がアップします。エコカー減税は購入時期によっては、制度が変更されこの金額でない場合もありますので、注意が必要です。
 
また、エコカー減税は実際のところ直接的に「お得」や「安くなった」と感じられることは少ないかもしれませんが、金額だけ見ると、やはり減税を受けられる方が良いなと感じますよね。
 
来年度以降は、今よりも減税を受けられなくなると予想されているので、エコカー減税については今が一番お得に感じられるかもしれません、

■フォレスターの自動車税、エコカー減税についてのまとめ

引用元:https://www.subaru.jp/forester/forester/

いかがでしたか?今回は、フォレスターの自動車税はいくらかかるのか、またフォレスターのエコカー減税についてのご紹介をさせて頂きました。
 
フォレスターは排気量の種類が2.0Lと2.5Lがあり、毎年かかる自動車税は¥5,500.-違う、ということが分かりました。
 
また、エコカー減税については「Advance」グレードのみが減税対象で、他のグレードは対象外なのは少し残念なところですね。
 
スバル車はどうしても、水平対向エンジンが主流で燃費性能は直列エンジンやV型エンジンには劣ってしまいます。それと併せて車体価格がスバル車は全体的に高い傾向にあるため、維持費も高いのでは?というイメージが強いです。
 
さらにそんな中で、フォレスターのエコカー減税も対象車が少ないとなると、あまり乗ることにメリットを感じられないという方も多いかもしれません。
 
しかし、スバル車のハイブリット仕様の「e-BOXER」がフォレスターや他の車種に次々と搭載されることで、近い将来、直列エンジンやV型エンジンと同等の燃費性能や走行性能が発揮でき、ユーザーも増えると予測されますので、今後のフォレスターや他のスバル車には目が離せませんね。
 
もちろん現在も、極端に維持費が高価であったり、燃費性能が悪いというわけではありませんのでご安心ください。
 
フォレスターは内装の装備や安全性能にかなり力が入った車種ですので、ぜひ今後の参考に実際にディーラーで見て頂きたいなと思います。